全国羊毛刈り大会、優勝者が決定
地方ニュース
(ウランバートル市、2025年6月23日、国営モンツァメ通信社)6月20日~21日に、「ゴールデン・シザーズ2025」全国羊毛刈り選手権大会がゾーンモド郡で開催され、優秀な選手が選出された。
同大会は、オフナー・フレルスフ大統領の後援の下、食糧・農牧業・軽工業省およびトゥブ県知事室によって共催された。
伝統文化の魅力と遊牧民の文化遺産を、現代の科学技術の成果と融合させて新たな段階へと発展させる第一歩となった同大会には、モンゴル各地から100人以上牧畜民や羊毛刈り職人が参加した。
手動バリカン部門の優勝者は、981.8ポイントを獲得したゴビ・アルタイ県ダルビ郡の牧畜民、シャグダルスレン・バトマグナイ氏であった。
電動バリカンのアマチュア部門で、アルハンガイ県ツェンヘル郡の牧畜民であるチョルーンバト・アズバヤル氏が、8分14秒で5頭の羊の毛を刈る好成績を収め、優勝に輝いた。
電動バリカンのプロフェッショナル部門で、アルハンガイ県ホトント郡の牧畜民であるエルデネツォグト・バーサンドルジ氏が、10分52秒で羊10頭の毛を刈り、優勝を果たした。
ちなみに、アルハンガイ県ホトント郡の牧畜民であるバーサンドルジ氏は、8時間で455頭の羊の毛を刈り、モンゴル国内の新記録を樹立した。また、フレルスフ大統領より、2026年に開催される国際大会への出場認定証が授与された。