「モンゴル研究の新時代 6」国際学術会議が開催
社会
(ウランバートル市、2026年4月17日、国営モンツァメ通信社)「モンゴル研究の新時代 6」国際学術会議が4月16日にモンゴル国立教育大学(MSUE)の本校舎で開幕した。
本会議は、2004年から「モンゴル研究国際学術会議」という名称で毎年開催されてきた。その後、2011年から「モンゴル研究の新時代」へと名称を改め、MSUEの社会人文科学学部およびモンゴル研究所の主催により、隔年で実施される。
主催者は、本会議が国際的な研究者を結集させる重要なプラットフォームとなっていることに言及し、モンゴルの主要な研究機関が、モンゴル研究分野における活動を世界の研究者に紹介し、その成果を共有する上で、本会議が極めて重要な意義を持つことを強調した。

人民教師のTs.ウヌルバヤン博士は「モンゴル人は古来よりユーラシアの広大な地で遊牧生活を送り、独自の歴史と文化を築いてきた諸民族の一つである。この地域のみならず世界史においても多大な貢献を果たしてきたからこそ、『国際モンゴル学』という学術分野が確立されたのであり、モンゴル人は遊牧民の規範となる民族といえる。モンゴル学の起源は、東洋では古代中国の史料、西洋ではマルコ・ポーロをはじめとする旅行記や探検記に端を発し、歴史、言語、文化に関する著作へとつながっている。モンゴルにおけるモンゴル学の中心地は、モンゴル科学アカデミー(MAS)、モンゴル国立大学(NUM)、そしてモンゴル国立教育大学(MSUE)の3つの研究・教育機関である。MSUEは1951年以来、教育・学術活動の主要な柱の一つにモンゴル学を据えてきた。その結果、今日では言語、歴史、文化芸術、さらに自然科学のほぼ全分野において、この分野の研究を遂行できる体制が整っている」と発表した。

中国内モンゴル師範大学新聞伝播学院所属のオンドラハボラグ博士は「本会議では、『モンゴルのメディアにおける中国関連報道に関する研究』と題した研究発表を行った。2025年の最新データに基づき、モンゴル国民が中国に関するどのような情報を注視しているか、またメディア報道の内容や特徴について分析した。その結果、モンゴルのメディア発展の傾向は世界標準と同様であり、テレビや新聞といった伝統的メディアだけでなく、ニュースサイトも中国に関する情報を幅広く発信している。一方で、中国国民の日常生活やありのままの社会の姿を伝える報道は、相対的に低い割合にとどまっている。対照的に、両国の協力関係や政府高官による会談といった公式・事務的なニュースが大きな比重を占めている。従って、今後のメディア機関は公式情報の提供のみに限定せず、市民の関心に即した、より多角的で深みのあるコンテンツを増やす必要があるという提言を示した」と述べた。
今回の会議に7ヵ国から計153人の学者・研究者が対面およびオンラインで参加し、6つの分科会を通じて100本以上の論文が発表されている。
参加組織の内訳は、国内の大学から14校、海外の大学から17校、国内の研究機関・研究所から8機関、海外の研究機関・研究所から9機関に上っている。



