モンゴル、自然環境サミットで3つの構想を提示
政治
(ウランバートル市、2026年4月23日、国営モンツァメ通信社)オフナー・フレルスフ大統領は、カザフスタン訪問の際に、アスタナ市で開かれた地域環境サミットの開会式に出席した。
4月22~24日に開催される同サミットで、気候変動への対応や自然資源の持続的利用、食糧安全保障、大気汚染対策、廃棄物管理など8分野を巡り議論が行われる。
モンゴルは同サミットで、「水資源管理」、「放牧地管理」、「自然に基づく解決策」の3件を提案した。
具体的に、水不足や氷河の融解、砂漠化、大気汚染などの課題への対応に向け、各国が連携して政策や戦略を策定し、統合的な解決策の構築を目指す。
また、民間企業・国際機関の連携強化に加え、グリーン・ファイナンスや環境技術、持続可能な投資の促進について議論される。
フレルスフ大統領は演説の中で、サミットを主催したカシムジョマルト・トカエフ大統領に謝意を表し、「同サミットが気候変動や砂漠化など地球規模の課題克服に向けた重要な一歩である」と強調した。また、持続可能な開発目標(SDGs)の達成が世界的に遅れている中、モンゴルは「10億本の植林」全国運動を推進し、土地劣化の抑制や森林再生に積極的に取り組んでいると指摘した。更に、モンゴルが提唱する「放牧地と遊牧民の国際年」の一環として、放牧地の持続可能な管理や投資拡大、食糧安全保障の強化に向けて協力することを世界に呼びかけた。加えて、8月にウランバートル市で開催予定の国連砂漠化対処条約第17回締約国会議(COP17)への積極的な出席を各国に呼びかけた。



