61歳のマインドスポーツ選手

モンゴル・ストーリー
b.dagiimaa@montsame.gov.mn
2026-04-26 11:38:46

(ウランバートル市、2026年4月26日、国営モンツァメ通信社)私の名前はダワー・ガンドルゴルである。モンゴル・マインドアカデミー・ダルハン・オール県支部の「Mindfull」クラブに所属する現役のアスリートである。今年は61歳である。


渡しには息子と娘がいる。2025年に娘がモンゴル国立医学大学を卒業し、ダルハン県に住むことになったのを機に、息子を連れて同地へ移住した。当時、一番上の孫が小学1年生、息子が4年生という時期で、子どもらの学習の助けになればと知能アカデミーの門を叩いた。最初は子どもの送り迎えが主な役割であったが、「ただ待っている時間を有効に使いたい」と考え、子どもらと一緒にスポーツスタッキング(競技用のカップを積み立てる競技)を始めた。本格的に打ち込み始めたのは2023年のことである。今では3人の孫も同じトレーニングに励んでいる。


2023年4月、シンガポールで開催された世界選手権に出場し、初出場ながらトップ10入りを果たした。同年10月の韓国でのアジア選手権では銅メダル3個を獲得した。さらに、2025年の中国・アジア選手権では5個の銅メダルを手にした。2026年の「マインド・フェスティバル」では、31歳以上のペア部門で銀メダル、チームリレーで銅メダルを獲得した。


現在は、8月に開催されるメモリースポーツの国内選手権に向けて、日々トレーニングに励んでいる。記憶力競技に取り組み始めたのは2025年からである。ガンドルゴル氏は「同世代の人こそ、このスポーツに取り組んだほうがよい」と語る。友人に勧めることもあるが、多くの人は二の足を踏んでしまうという。同氏は「私は年寄りであるとは絶対に考えないで」、「私は若者である」と考える。


「長生きしたいのであれば、何かスポーツを始め、自分自身を解放し、成長させ続ける必要がある。『自分はもう年』などと決して思ってはいけない。『私はまだ若い』とポジティブ考えることが何より大切なのである」


現在、私は毎朝欠かさず記憶のトレーニングを行っている。例えば、52枚のトランプを5分以内に記憶する種目では、現在33枚まで到達した。10分間で多くのトランプを記憶する種目など、1日に5〜6種目のメニューをこなす。ガンドルゴル氏が所属するクラブには「少なくやるな、多くやるな、毎日やれ」というスローガンがある。同氏はそれを忠実に守っている。


最近では、スマートフォンの連絡先に保存されている電話番号を一つずつ暗記しては、データを削除しているという。「マインドスポーツを通じて記憶力が向上し、高齢者に特有の物忘れや認知症といったリスクから自分を守る力を得ている」と、ガンドルゴルは確かな手応えを感じている。


(撮影:G. ムンフオド)