ゴビ地域で500万本を植林
社会
(ウランバートル市、2025年12月16日、国営モンツァメ通信社)オフナー・フレルスフ大統領が提唱した「10億本の植林」全国運動の一環として、国内企業による植林活動が各地で進められている。その一社が、ドルノゴビ県ウランバドラフ郡で事業を展開する「バドラフ・エナジー」社である。
同社は、総計500万本の植林を行うことを表明しており、過去約3万本の苗木を植栽した。ゴビ地域特有の粘土質土壌でも生育が可能なニレ、ジゲド、ザグ、ソハイの4種の木本植物を、プロジェクト区域内に設けた苗木育成圃場で栽培・増殖している。
植林活動は郡当局や地域住民と連携して実施されており、苗木の活着率は75~85%に達しているという。ウランバドラフ郡で、風上に位置する区域をフェンスで囲い、防風・防砂対策として植林を行ってきた。現地で、ポプラ、ジゲド、ソハイ、ザグなども植えられ、砂の移動を抑制する緑地帯の整備が進められている。
同社のB.ゾルバヤル環境専門家は「当社でゴビ・草原地帯で生育可能な樹種を中心に植林を進めている。特に、ウランバドラフ郡の北西側約10㌶に、風を遮る目的でグリーンベルトを造成している、ゴビ地域における最大の課題は水の確保である。十分とは言えないものの、移動式給水などを通じて地域と協力しながら対応している。水が確保できれば、樹木の育成は十分可能だと考えている。この取り組みは郡の行政機関や地域住民から大きな支持を得ており、事業は順調に進んでいる。地元住民の協力は不可欠だ」と述べた。
「10億本の植林」全国運動は、2021年の開始以降、2025年までに全国で計1億1300万本の植林・育成が行われた。2030年までに、鉱業分野の大手企業が約6億800万本、地方自治体および首都ウランバートル市が6億8000万本以上を植林する計画となっている。
