地方出身の学生が日本財団奨学金により就学中
政治
(ウランバートル市、2026年4月13日、国営モンツァメ通信社)オフナー・フレルスフ大統領は、日本財団の名誉会長である笹川陽平氏と会談した。
大統領は、日本財団が教育、人材育成、伝統医学、学術・研究の各分野で実施してきた事業が、社会・経済の持続可能かつ包摂的な発展に重要な役割を果たしていると評価し、謝意を表明した。また、地方の学生1000人に対し、モンゴル国立大学、モンゴル国立医科大学、モンゴル国立農業大学、モンゴル科学技術大学での全額奨学金による就学機会が提供され、そのうち第1期の100人が順調に学業を修めていることに満足感を示した。更に、同奨学金プログラムが「10億本の植林」、「食糧供給・安全保障」、「健康なモンゴル人」などの全国運動に必要な人材の育成に大きく寄与すると指摘した。
フレルスフ大統領は、2022年の訪日時に、全額給付型奨学金で国内大学に1000人を受け入れる事業の実施について協議し、合意した。これを受け、大統領府と日本財団は2025年に「日本モンゴル笹川奨学金プログラム」の実施に関する協力覚書に署名した。
奨学生は、環境、森林学、生態学、臨床医学、公衆衛生、栄養学、畜産学、農学、植物保護、食品生産、食品供給・安全保障、バイオテクノロジー、微生物学、工学などを専攻し、卒業後に地方で3年間勤務する。プログラムは12年間実施され、総額500万米㌦以上の無償資金が拠出される。
日本財団は今後、大統領府および外務省の若手職員を対象に、日本での短期研修プログラムを実施する計画を明らかにした。
フレルスフ大統領は、日本財団の笹川陽平名誉会長に「労働赤旗」勲章を、森祐次特別顧問に「北極星」勲章を授与した。


