バヤンホンゴル県:タルバガ、冬眠明けの様子を自動カメラが撮影
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(ウランバートル市、2026年4月28日、国営モンツァメ通信社)バヤンホンゴル県ボグド郡で、自然保護官がタルバガ(マーモット)の冬眠明けに設置した自動カメラに、複数の野生動物の姿が映っていたことが分かった。
同県一帯には、タルバガのほかキツネ、オオカミ、ユキヒョウ、アルガリ、ノロジカなどが生息しているほか、世界的に希少なマザーライ(ゴビヒグマ)もわずかに生息している。
タルバガはリス科のげっ歯類で、世界に14種が知られる。モンゴルにはアルタイ・マーモット(黒色型)とステップ・マーモット(黄色型)の2種が生息し、厳しい冬を地下の巣穴で冬眠して過ごす。通常は群れで生活する。
一般にタルバガは4月初旬ごろ、春の訪れとともに冬眠から目覚める。ただし、気候変動や十分な脂肪を蓄えられないことなどにより、冬の終わりに早く活動を再開したり、個体ごとにばらばらに巣穴から出てくる場合もあるという。
一方で、冬眠明けの活動期にはペスト(腺ペスト)の感染リスクが高まる可能性があるとして、注意が呼びかけられている。
タルバガは巣穴を掘ることで土壌を耕し、生態系の維持や土壌環境の改善に役割を果たしている。