モンゴル選手団衣装 世界が注目

社会
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2026-02-05 12:15:54

(ウランバートル市、2026年2月5日、国営モンツァメ通信社)イタリア・ミラノ・コルティナで開催される第25回冬季オリンピックの開会式で、モンゴル選手団が着用する公式衣装が世界的な注目を集めている。

オリンピックの開閉会式の衣装は、その国の歴史や文化、伝統、現代性を象徴する重要な要素とされる。今回の衣装は、単なる伝統衣装の現代的アレンジにとどまらず、モンゴルの歴史と文化の一部である古代衣装を現代に再解釈し、世界に発信することを目的としている。

デザインの基調は、モンゴル史上最盛期である13~15世紀のモンゴル帝国代の衣装である。裾の切れ込みや立ち襟、胸元を覆う前合わせなど、伝統的な意匠を踏襲しつつ、柔らかで上質なモンゴル産カシミヤに絹をあしらい、伝統模様を刺繍することで、格式ある儀礼服としての品格を備えている。

更に、遊牧民の知恵を象徴する正装のほか、欧米で親しまれるスキー用ウールセーターに着想を得たカジュアルウエアも制作された。これらのニットは、伝統住居であるゲルの円形構造や遊牧生活のモチーフが取り入れられている。衣装の中心となる首元の高いデールは、伝統的な織りや仕立てを現代風にアレンジしており、濃紺は遊牧民の信仰で「永遠の青き天」を象徴している。