フンヌ市の物流ゾーン整備、官民協力で加速
経済
(ウランバートル市、2025年4月30日、国営モンツァメ通信社)フンヌ市(旧新ゾーンモド市)は、行政、高等教育機関、ロジスティクス、観光、金融に特化した衛星都市として開発される。
この衛星都市は、フシグ渓谷にあるチンギス・ハーン国際空港周辺を拠点に、主要なロジスティクスのハブとして計画されている。
ヒシゲー・ニャムバータル・ウランバートル市長兼首都知事は、ロジスティクス関連企業の代表者らと会談し、フンヌ市のロジスティクスゾーンに関する開発政策や官民連携の強化について意見交換を行う予定である。
ウランバートル市は、2025年から2028年にかけて24件のメガプロジェクトを実施する。その中には、フンヌ市プロジェクト、バガハンガイ駅からフンヌ市までの支線鉄道の建設が含まれている。バガハンガイ駅からフンヌ市、シュブーン・ファブリク地域までを結び全長102.5㌖である。この鉄道は、年間350万〜2000万㌧の貨物をウランバートル市中心部を経由せずに直接ハブへ輸送する。これにより、首都の交通渋滞の緩和、交通負荷の軽減、そしてフンヌ市の新しい住宅ゾーンの支援が期待されている。