医療従事者の給与75%引き上げへ制度見直し
政治
(ウランバートル市、2026年4月14日、国営モンツァメ通信社)ニャムオソル・オチラル首相は、バヤンゴル区にある保健センターを視察し、医療従事者や市民代表と意見交換を行った。
視察に合わせた会合で、医療分野が抱える課題の早期解決に向け、関係機関に具体的な対応を指示した。特に医療従事者の待遇改善を巡って、給与引き上げ分を反映した基本給を基準に各種手当を算定する仕組みへの見直しを検討するよう求め、必要な試算を速やかに実施した上で、閣議に報告する方針を示した。
.政府は医師や医療職員の給与を2026年までに75%引き上げる方針を打ち出しており、すでに30%の増額が実施されている。今後は8月~12月にかけて毎月9%ずつ段階的に引き上げ、2026年末までに計75%の増額達成を目指す。
また首相は、医療分野に緊縮財政を適用しない方針を強調し、医療従事者の社会的待遇の改善に重点を置く姿勢を明確にした。その上で、医療のデジタル化や医療保険制度の改革が遅れている現状に言及し、これらを抜本的に見直すことで、複合的な課題の解決につながるとの認識を示した。
さらに、モンゴルの医師の技術水準は国際的に高い一方、医薬品の品質が診療成果に影響を与えていると指摘した。

