トール川高速道路建設プロジェクトが一時停止

社会
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2026-04-09 08:57:58

(ウランバートル市、2026年4月9日、国営モンツァメ通信社)Ts.サンダグオチル自然環境・気候変動大臣は、トール川高速道路建設プロジェクトの実施に関連しSh.バトバヤル国務長官、T.ダワーダライ首都副知事、B.オドバヤル首都道路開発局長、およびプロジェクトの施工に当たる中国資本の「ハオユアン・ジェネラル・コンストラクション」社の代表らと会談した。


会談の冒頭、サンダグオチル大臣は、「プロジェクトの実施過程において、自然環境関連法規を厳格に遵守させることは省の責務である。したがって、関連法、規定、評価、基準、および要求事項を完全に満たして業務に当たり、環境マネジメント計画の承認を得た上で、裏付けのある調査と計算に基づいた活動のみを展開しなければならない」と強調した。


さらに、同省の関係局長らが、トール川高速道路プロジェクトの実施に伴う監査状況や環境への影響、水資源および森林資源の保護に関する留意点についてそれぞれの立場を表明した。


具体的には、B.ムンフトグトフ環境国家監査局局長が、市民から寄せられた苦情に基づく監査結果を報告し、承認済みの環境影響評価で定められた要件の未履行や、年度ごとの環境マネジメント計画の承認を得ずに事業を開始した点など、関連法規への違反が認められたとして、法律に基づき厳格な責任を問う方針を示した。


本プロジェクトは、トール川沿いに全長32㌔、6車線の道路を建設する計画であり、バヤンズルフ、ハン・オール、バヤンゴル、ソンギノハイルハンの4区、計15ホローの区域にまたがっている。


会談の締めくくりとして、サンダグオチル大臣は、環境関連法規の遵守と適切なプロジェクト実施を確保するため、以下の措置を講じることを表明した。


プロジェクトの一時停止:実施区域における環境保護、適正利用、復元、および戦略環境アセスメントの勧告の履行を担保する。また、詳細評価で特定された悪影響の軽減・除去・予防、および潜在的なリスクの監視を目的とした「年度環境マネジメント計画」が策定・承認されるまで、事業活動を一時停止する。


法的措置の徹底:事業者が承認済みの環境影響評価の要件を遵守せず、マネジメント計画の承認なしに活動を開始した事実を受け、監査法に基づき必要な措置を講じるよう環境国家監査局に指示した。