マンダルゴビ〜アルバイヘール間287㌔送電線建設
政治
(ウランバートル市、2026年4月1日、国営モンツァメ通信社)国会経済常任委員会は、モンゴル政府と国際復興開発銀行(IBRD)との間で締結予定の「エネルギー4プロジェクト」に関する融資協定案を審議し、出席委員の59.1%の賛成多数で承認した。今後、同案は安全保障・外交政策常任委員会に送付され、引き続き審議が行われる。
同プロジェクトは、マンダルゴビとアルバイヘールを結ぶ総延長287kWの220kW二回線送電線の新設および変電所の拡張を柱とし、IBRDからの7800万米㌦の融資で実施される。完成すれば、アルハンガイ、ウブルハンガイ、バヤンホンゴルの各県を含むハンガイ地域において、5万人以上の利用者に対する電力供給の安定化が期待される。
一方、委員会は、モンゴル政府とロシア政府との間で締結されている航空機燃料供給協定の改正議定書案についても審議し、これを承認した。同案も安全保障・外交政策常任委員会に付託される。
モンゴルは航空機燃料の全量をロシアからの輸入に依存している。需要は近年増加傾向にあり、2022年の約3万8400㌧から2025年には約8万4300㌧へと倍増した。国際的な原油価格の変動やロシア側による輸出規制、課税強化の可能性などを背景に、安定供給の確保が課題となっており、今回の協定改正はこうしたリスクへの対応を目的としている。