雇用促進プロジェクト、進捗率86%に到達

社会
b.enkhtuya@montsame.gov.mn
2025-05-29 17:25:33

(ウランバートル市、2025年5月29日、国営モンツァメ通信社)家族・労働・社会保障省は、世界銀行と共同で実施している「緊急支援および雇用促進プロジェクトについて、現時点で86%の進捗率に達していると発表した。

同省の国務長官L.ムンフゾル氏は、5月28日、世界銀行のシニア・エコノミストであるヤン・ファン氏をはじめとする関係者と会談し、プロジェクトの進捗状況や今後の展望について意見交換を行った。

同プロジェクトの一環として、雇用登録および情報提供を目的とした「e-Job」プラットフォームが導入されており、モンゴルの「デジタル国家」構想の実現を後押しするとともに、利用者中心のサービス提供環境の整備に貢献している。

小規模事業者向けの支援として、最大5000万トゥグルグまでの小口融資を提供したことにより、事業の拡大や運転資金の確保、収益の向上に対して実質的な後押しとなった。

その結果、536人分の新たな雇用が創出され、既存の1119の雇用が維持されたという。