モ・日青年交流支援センター主催、第9回「日本語スピーチコンテスト」

教育
bolormaa@montsame.gov.mn
2023-03-10 10:47:22

 3月4日、NGOモンゴル日本青年支援センター主催の、「日本語スピーチコンテスト」が催された。テーマは「約束」。参加は17校、50人で、そのうちの10人が本選で競った。

 冒頭に、小林弘之在モンゴル特命全権大使が挨拶を行い、昨年のモ・日外交関係樹立50周年に触れ、「このコンテストが次の50年のスタートになる。若者の声を社会に届けてほしい。がんばってください」と、出場者や関係者を激励した。

 優勝はモンゴル国立大学内・名古屋大学日本法センター2年生のB.セルゲレンさん。表現力が豊か、正しい日本語で説得力があった。病気の母への約束、弁護士になる夢を語って聴衆を感動させた。準優勝はモンゴル日本青年支援センターのKh.オルギルくん、3位はモンゴル高専技術カレッジのB.ホランさん、特別賞はモンゴル国立大学内・名古屋大学日本法センターのA.アノウジンさん。

 今年の特徴を総評した同NGOプレブスレン理事長は、「レベルは高くなったが、家族との約束を果たすスピーチが多かった。さらに社会的関心を深めてほしい」と指摘した。最後の閉会の挨拶では、モビコムコーポレーションの伊藤マネージメント最高責任者が、「約束と言えば現大統領が留学生時代にお世話になったホストファミリーを公邸に招いた。モンゴル人は約束を大事にしている」と温かい言葉で締めた。

※スポンサーは、モビコムコーポレーション、日本学校法人岩谷学園。