外相によるフランシス・エスクデロ上院議長への表敬訪問
政治
(ウランバートル市、2025年5月22日、国営モンツァメ通信社)バトムンフ・バトツェツェグ外相はインドネシア共和国公式訪問の一環として、フランシス・エスクデロ上院議長を表敬訪問した。
フランシス・エスクデロ上院議長は、モンゴル国外相による初の公式訪問であることに言及し、今後半世紀の関係・協力方針を明確にするうえで、貴重な貢献となる公式訪問であると強調した。
バトツェツェグ外相は、選挙が成功裏に行われ、フランシス・エスクデロ氏が再び上院議長に選出されたことに祝意を示すとともに、モンゴル・フィリピン友好議員連盟の会長として、両国の立法機関間の関係と協力の発展に貴重な貢献してきたことを言及し、謝意を示した。
フィリピンとモンゴルは、急激な経済成長の大きな可能性や若い人口といった共通の強みを活かし、人工知能(AI)、フィンテック、デジタル開発分野における協力およびスタートアップ企業の支援・拡大に向けた広範な機会があるとした。さらに、ジェンダー平等、報道の自由、デジタル環境における法的・規制上の課題について意見交換を行い、これらの分野における立法府の協力を強化し、経験を共有するための支援を行う意向が示された。
バトツェツェグ外相は、モンゴルの『ビジョン2050』、『地域別開発政策』の枠組みに沿って、政府の目標と取り組みについて説明した。また、今後は両国の議会における友好議員連盟や常任委員会の協力を拡充し、促進するとともに、若手議員や女性議員間の交流を深め、経験を共有するための恒常的なメカニズムの構築する重要性を強調したとモンゴル外務省が報じた。