トゥグルグ預金、2兆9000億トゥグルグ上昇
経済
(ウランバートル市、2025年7月29日、国営モンツァメ通信社)トゥグルグ預金残高は6月末時点で22兆6000億トゥグルグに達し、2024年同期比2兆9000億トゥグルグ上昇したと国家統計委員会(NSC)が報じた。同預金の19兆7000億トゥグルグが個人の預金で、2兆9000億トゥグルグが企業や団体の預金である。
外貨預金が5兆4000億トゥグルグに達し、2024年同期比7786億トゥグルグ上昇した。
企業、団体、個人に貸し出された総貸出残高は、6月末時点で42兆5000億トゥグルグに達し、2024年同期比9兆トゥグルグ上昇した。
貸出残高の58.6%が個人向け、38.9%が民間企業向け、1.1%が政府機関向け、1.3%が金融機関向けとなっている。
正常貸出残高は6月末時点で38兆7000億トゥグルグに達し、前年同期比27.6%(8兆4000億トゥグルグ)上昇した。同種類の貸出残高は、総貸出残高の90.9%を占めている。
要注意債権残高は1兆8000億トゥグルグに達し、2024年同期比5354億トゥグルグ上昇した。同種類の貸出残高は、総貸出残高の4.2%を占めている。
不良債権残高が2兆1000億トゥグルグに達し、2024年同期比1191億トゥグルグ上昇した。不良債権は総貸出残高の4.9%を占めている。
商業銀行の貸出残高は、2024年の同時期と比較され、また2025年5月の数値とも比較されている。同比較により、正常債権および要注意債権の残高割合が上昇したことが明確になった。
一方で、不良債権残高は6月に5月比533億トゥグルグ下落した。
住宅ローン公社および商業銀行から個人に貸し出された住宅ローン残高は、5月末時点で10兆2000億トゥグルグに達し、2024年同期比1兆9000億トゥグルグ上昇した。同種類の貸出残高の97.6%(9兆9000億トゥグルグ)が正常債権、1.5%(1538億トゥグルグ)が要注意債権、0.9%(883億トゥグルグ)が不良債権が占めている。