モンゴル、気候変動対策でEBRDと連携強化
経済
(ウランバートル市、2025年5月5日、国営モンツァメ通信社)サルダン・オドントヤ自然環境・気候変動大臣は、欧州復興開発銀行(EBRD)の気候戦略担当ディレクターであるジャンピエロ・ナッチ氏と会談した。
会談では、モンゴルが直面している気候変動のリスクや影響に対処するための政策や取り組みを、民間セクターの関与を基盤としてどう拡大するかについて意見交換が行われた。EBRDは、国際的な気候資金を調達し、国レベルでは商業銀行を通じて企業にグリーンローンを提供している。また、パートナーバンクや金融機関の気候リスクを評価し、融資ポートフォリオのグリーン化を進めるために、財政的および技術的支援を行っていることが紹介された。
国連砂漠化対処条約(UNCCD)第17回締約国会議(COP17)では、土地の劣化や気候変動が民間セクターに与える影響、リスク軽減策、投資・資金調達の拡大に関する課題に焦点を当てた特別イベントを共催する提案がなされた。