国連デー
社会
(ウランバートル市、2025年10月24日、国営モンツァメ通信社)本日は「国連デー(United Nations Day)」である。1945年に国際連合憲章が発効し、国際連合(UN)が正式に設立された日として、世界各地で記念行事が行われている。
国連は、第二次世界大戦の教訓を踏まえ、世界の平和と安全を維持し、各国の協力を促進することを目的に発足した。設立から80年を超えた現在も、人権の尊重や開発における公平な機会の確保、気候変動への対応など、さまざまな分野で中心的な役割を果たしている。
モンゴルは1961年に国連に加盟。以来、平和維持活動(PKO)への参加や持続可能な開発目標(SDGs)の推進、地域の平和と安定の強化などを通じて、積極的に貢献している。特に、2002年以降は国連の平和維持活動において延べ2万人以上の要員を派遣しており、現在、部隊派遣国の中で第24位に位置するという。
国連デーは、国際社会が平和と団結、そして共通の責任を再確認する機会とされている。各国でこの日に合わせて、協調と連帯の大切さを訴えるイベントや式典が行われている。
国連は1945年10月24日、米国カリフォルニア州サンフランシスコで51ヵ国の加盟により設立。現在の加盟国は193ヵ国にのぼる。
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