研究者の活動が新たな産業機会を創出
経済
(ウランバートル市、2025年8月26日、国営モンツァメ通信社)ニャムオソル・オチラル・モンゴル国第一副首相兼経済開発大臣は、獣医科学研究所の研究者らと会合を開き、畜産部門での経済的自由の確立について意見交換した。
経済開発省傘下の同研究所には、すぐに生産可能な55件のプロジェクトがあり、家畜用ワクチンや医薬品、診断キットなどが含まれている会合では、これらの製品が品質や価格の点で輸入品を上回ることが紹介された。
首相は、研究者の知的成果を経済的価値に転換し、物質的資源を生み出す上で直面している課題について言及した。「家畜医薬品の生産に過度な基準を課す現行法の見直し、知的財産を経済活動に活用する際に国内企業やスタートアップを制約する規定の改正、研究者が科学的成果から得た収益を再投資できる仕組みの導入、資源を生み出す人材を支援する法整備が必要だ」と述べた。