フレルスフ大統領はログン水力発電所を視察

政治
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2025-07-26 14:12:46

(ウランバートル市、2025年7月26日、国営モンツァメ通信社)オフナー・フレルスフ大統領はタジキスタン共和国に国賓訪問の一環として、ウスモナリ・ウスモンゾダ副首相と共に、ログン水力発電所を視察した。


ログン水力発電所は、タジキスタンの首都ドゥシャンベの東方、バフシ川の上流に建設中であり、堤防の高さは世界最大の335メートルである。


この発電所は、フル稼働時に年間約170億キロワット時(kWh)の電力を生産する能力を持ち、国内の電力需要を満たすだけでなく、周辺地域への電力輸出も可能となる点が大きな特徴となっている。


2018年に同発電所1号機が運転を開始し、2021年に2号機も運転を開始した。そして、2029年までに全発電機6基がフル稼働することで、発電能力は3600メガワット(MW)に達し、中央アジア最大級の水力発電所になると見込まれている。


ログン水力発電所は、タジキスタンにおける重要なインフラ整備プロジェクトであるだけでなく、地域のエネルギー安全保障と持続可能な発展を支える戦略的なメガプロジェクトとして高く評価されている。