第55番小中高等学校エレベーター整備
教育
(ウランバートル市、2024年12月28日、国営モンツァメ通信社) 12月26日、ウランバートル市バヤンズルフ区第55番小中高等学校において、令和6年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「ウランバートル市バヤンズルフ区第55番小中高等学校エレベーター整備計画」の贈与契約に、井川原大使とジャルガルサイハン・バヤンズルフ区長が署名した。
井川原大使は「バヤンズルフ区第55番小中高等学校においてエレベーターが整備されることによって、同校の児童・生徒がフロア間を円滑かつ安全に移動できるようになることを願っています。」と述べた。
ジャルガルサイハン・バヤンズルフ区長は、「同校において喫緊の課題であったエレベーターを整備していただくことに、バヤンズルフ区民と同校教職員等を代表してお礼申し上げます。」と述べた。
本案件は、ウランバートル市バヤンズルフ区第55番小中高等学校においてエレベーターの整備を行うものである。同校においてエレベーターを整備することによって、フロア間の移動の際に介助等を必要としていた児童・生徒が安全且つ自主的に移動でき、生徒と教職員が、学習・教育活動に集中できるようになり、もって同区を含む地域教育の質の向上に寄与することが期待される。
日本政府は、1990年以降34年間にわたりモンゴル全国において草の根無償を実施してきている。今回のプロジェクトは草の根無償プロジェクトの609件目、バヤンズルフ区では24件目のプロジェクトである。また、今回承認された本案件の供与限度額は8万9535米㌦である。