大気汚染削減を暖かい季節にも継続

政治
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2025-05-19 16:11:13

(ウランバートル市、2025年5月19日、国営モンツァメ通信社)5月17日、ウランバートル市の大気汚染を削減し、インフラ整備プロジェクトの実施を促進する政府緊急本部の第10回会議が開催された。


定例会議で「第1環状道路」プロジェクトの実現可能性調査、投資、法的環境の整備、ゲル地区(伝統的な住宅地区)の再開発、土地の再編成、住宅供給などについて協議が行われた。「第1環状道路」プロジェクトは、2025年~2028年にかけて首都で実施される24件のメガプロジェクトの最優先に位置づけられている。


第1環状道路プロジェクトの実現可能性調査は、来月20日までに完了し、入札公告が行われる。


会議でまた、住宅建設・供給を目指した5件の包括的事業案が紹介された。ゲル地区の再開発にあたって、市民参加の重視、戸建て住宅の建設に対する融資の提供、土地所有者へのビジネス機会の提供、ゲル地区支援基金の設立、低所得世帯を対象とした住宅ローンなどが提案された。 


オユンエルデネ首相は、大気汚染削減の取り組みを暖かい季節にも継続し、ガスへの移行やゲルの断熱工事を加速させるよう、緊急本部のメンバーに指示した。


緊急本部会議の後、オユンエルデネ首相は、第1環状道路のルートおよび計画内容を視察した。第1環状道路に接続されるトール高速道路の入札を今月中に公告し、建設工事を今年の夏に開始し、20ヶ月以内に最初の車線を開通させる計画である。