モンゴル・ラオス議員連盟、協力関係拡大の意向を表明
政治
(ウランバートル市、2025年10月1日、国営モンツァメ通信社)9月29日~10月5日に、モンゴル・ラオス議員連盟の招請により、ウォンサック・パンタウォン・ラオス人民民主共和国国民議会議員兼ラオス・モンゴル議員連盟会長が率いる代表団がモンゴルを訪問中である。
9月30日、D.ジャルガルサイハン・モンゴル・ラオス議員連盟会長は同代表団と会談した。
ジャルガルサイハン会長は、二国の議員連盟会合が、両国の外交関係樹立63周年、またウランバートル市での大使館開設44周年の年に開催されたことを指摘し、過去の要人往来の成果を引き継ぎ、議会間協力の更なる強化に寄与すると確信感を示した。
ウォンサック・パンタウォン会長は「ラオスはCOVID-19による経済困難に直面したものの、努力の結果、経済成長を安定的に回復し始めた。同成長に、トランス・アジア鉄道の一部または中国と連結する鉄道建設が好影響を与える。高速鉄道による貨物輸送と国際道路網は経済発展を促進する。同事業において、モンゴルとの協力が期待される。ラオスとモンゴルは60年間以上の友好関係にあるが、交通事情に起因する困難を抱えている。 今後、この課題を解決しなければならない。国民議会は164名の議員で構成されています。議員の21.9%にあたる34名が女性です。国会は、法律の制定・改正、経済・社会計画の採択、司法行政の運営計画策定、法令の履行監査などの役割を果たす。法律執行を監査する権限と義務は、唯一国民議会にある」と説明した。同氏は、モンゴルがラオス・シエンフアン県に友好の証として「モンゴル・ラオス友好」病院を設立し、専門の医師や医療スタッフの勤務により、ラオスの医師能力向上に寄与したことに謝意を表した。