G77加盟国に対し、COP17への出席を呼びかけた
政治
(ウランバートル市、2025年9月30日、国営モンツァメ通信社)9月24日、ニューヨーク市で、第49回77ヵ国グループ(G77)外相会合が開催された。
議長国であるイラク共和国のファワード・フセイン第一副首相が同会合を主宰し、アンナレーナ・ベアボック第80回国連総会議長およびアミナ・モハメド国連副事務総長が開会の辞を述べた。
G77加盟国の外相らは、国連創設80周年という歴史的な節目にあたり、グローバル・サウス諸国にとって優先的な重要課題に進展をもたらし、持続可能な開発のための2030アジェンダの実施を加速させるため、多国間協力を一層強化するとともに、G77の貢献を拡大することを議論し、意見交換を行った。
バトムンフ・バトツェツェグ・モンゴル外相は、国際貿易での緊張が高まっている現在、グローバル・サウス諸国間の貿易が増加傾向にあることが、地域統合および経済協力を強化し、発展途上国が外的衝撃に対してより強靭かつ柔軟に対応できる力を高めている点を強調した。
外相は、モンゴルが提案し採択を受けた「国際協同組合年2025」決議の枠で国内で実施中の「新協同組合」プログラムを紹介した。併せて、G77加盟国に対し、2026年8月17日~28日にかけてモンゴルで開催される国連砂漠化対処条約第17回締約国会議(COP17)への出席を呼びかけた。