Улаанбаатар
サイバー安全保障で経験共有
社会
（ウランバートル市、2025年8月29日、国営モンツァメ通信社）9月2日～5日にかけて、「アジア太平洋地域サイバー演習2025」がウランバートル市で開かれる。
同演習には、アジア太平洋地域16ヵ国のサイバーセキュリティ機関から40人以上代表が参加する。サイバー攻撃やインシデントの最新動向を共有し、政策立案や実施体制の改善策について議論する。また、新たに出現するサイバー攻撃の検知・対応について各国が経験を交換する予定である。
関係者によると、今回の取り組みはサイバー攻撃対策センターや関連機関で活動する専門人材の育成につながり、各国の防御力強化や国際協力の拡大に寄与することが期待されている。
モンゴルでは2021年に「サイバー・セキュリティ法」を制定し、サイバー空間における情報セキュリティ確保のための法的基盤を整えた。更に2023年には「サイバーセキュリティ評議会」を設立した。評議会はゴンボジャブ・ザンダンシャタル首相が議長を務め、E.バトショガル・デジタル開発・イノベーション・通信大臣が副議長を務めている。
