日本の支援がもたらす教育環境の改善

教育
b.enkhtuya@montsame.gov.mn
2024-10-14 10:21:30

(ウランバートル市、2024年10月14日、国営モンツァメ通信社)日本政府の草の根・人間の安全保障無償資金協力により、ダルハンオール県ダルハン郡第18番小中高等学校改修計画を実施されることになった。


10月4日、井川原大使とアズジャルガル・ダルハンオール県知事がダルハンオール県庁舎において、令和6年度草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「ダルハンオール県ダルハン郡第18番小中高等学校改修計画」の贈与契約に署名した。


 井川原大使は、ダルハンオール県で実施される今回の計画は、ダルハン郡第18番小中高等学校が改修されるもので、児童生徒と教職員がこれまで以上の環境で学習、教育活動をできるようになることを願っていると述べた。


 アズジャルガル県知事は、「ダルハンオール県において教育をはじめ多くの分野に対してご支援を頂いている日本政府と日本国民のみなさんに県民を代表して感謝を申し上げる。」と述べた。     

 本案件は、ダルハンオール県ダルハン郡第18番小中高等学校の校舎の屋根を改修するものである。


同校では、老朽化した屋根からの雨漏りが全校生徒1千338名及び教職員91名に安全面及び衛生面で支障を来した。改修後は、より安全かつ適切な学習環境が整備されることが期待される。


日本政府は、1990年以降34年間にわたりモンゴル全国において草の根無償を実施してきている。今回のプロジェクトは草の根無償プロジェクトの605件目にあたり、ダルハンオール県においては25件目となる。また、今回承認された本案件の供与限度額は10万138米㌦である。