フレルスフ大統領:看護師の専門性向上と研究実施の機会を提供

政治
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2025-05-12 19:50:39

(ウランバートル市、2025年5月12日、国営モンツァメ通信社)本日、政府庁舎で、モンゴル国大統領の後援の下、「看護師さん、ありがとう2025」全国会議が開催された。


フレルスフ大統領は、看護師をはじめとする医療分野の職員・関係者、来賓、代表団に感謝の意を表し、国際看護師の日を祝し、挨拶を述べた。


大統領は「国民の健康保護、病気の予防、治療、回復、リハビリテーションにおいて、看護師の貢献、役割、責任が極めて重要である。政府は看護学の発展および看護師の養成に注力してきた。看護師の給与は2019年比1.7~2倍に引き上げられ、2024年から地方勤務や特殊勤務条件に対する手当の支給も開始された。看護学を専攻する学生に奨学金が支給されており、今年の秋からアルハンガイ県で看護教育、学術研究、医療支援・サービスを統合したセンターが稼働を開始する。また、本日、大統領の発案により、看護師の専門性向上、継続的な能力開発、学術研究の推進を目的としたモンゴル国立医科大学所属の『看護教育・研究センター』の建設事業が始動した。今後、看護師の人数を増加させ、高度な専門知識を備えた人材を育成するとともに、看護職業の価値と意義を広く周知・啓発することが極めて重要である。看護師の労働環境を改善し、給与や社会保障を確保し、安定して働ける条件を整備すること、医療サービスの質とアクセスを向上させることに政策と取り組みが向けられるべきである。大統領が提唱した『健康なモンゴル人』全国運動を成果へ導くために、保健医療分野に携わる全ての人々の努力と協力が極めて重要である」と述べた。