モンゴル・イラン外務省間の第2回協議会
政治
(ウランバートル市、2025年5月7日、国営モンツァメ通信社)5月5日、イランの首都テヘランにおいて、モンゴル国外務省とイラン・イスラム共和国外務省との第2回協議会議が開催された。
会議の冒頭、L.ムンフトゥシグ外務省国務長は、モンゴルとイランの伝統的な友好関係が着実に発展していることに言及し、両国間の関係・協力の拡大に向けて意見交換を行った。また、双方は近年の二国間貿易の増加に触れるとともに、モンゴルからイランへのハラール加工済みの食肉および食肉製品の輸出拡大に対する共通の関心を示した。
また、2014年以降実施されているイルハン朝の歴史と文化に関する共同研究の成果が着実に積み重ねられてきたことが強調され、両国民間の相互理解および友好・友情のさらなる深化、ならびに有形・無形の歴史的・文化的遺産の保護に向けた協力の継続が必要性が確認された。協議会の一環として、L.ムンフトゥシグ外務省国務長は、サイエド・ラスール・モハジェル・イラン共和国の経済外交担当外務副大臣およびイラン国立博物館の関係者らと面会した。
両国は、1971年5月20日に外交関係を樹立しており、来年は外交関係樹立55周年を迎える。