Ulaanbaatar
イタリアと防災分野での協力拡大
自然環境
（ウランバートル市、2025年8月8日、国営モンツァメ通信社）サインボヤン・アマルサイハン・モンゴル国副首相は、ジョワンナ・ピッカレータ在モンゴル・イタリア共和国特命全権大使およびアゴスティノ・ゴレッティ・市民保護庁国際協力局長、CIMA研究財団のロベルト・ルダリ所長と会談した。
会談で、イタリア共和国と防災分野での協力を拡大し、相互経験共有、職員の能力向上に関する、プロジェクト・プログラムの実施、気候変動による自然災害、干ばつ、ゾド（雪害被害）、洪水、森林・草原火災、地震などの災害発生時のおける協力について意見交換を行った。
アマルサイハン副首相は、イタリア共和国がアジアの8ヵ国に実施している「自然災害に強いインフラ整備のための国家能力強化プロジェクト」にモンゴルを対象国として加えていることに対し、謝意を表した。
ピッカレータ大使は、防災分野でより多くのプロジェクトやプログラムを実施し、協力を拡大していく可能性があることを示し、同分野におけるモンゴルの能力が国際水準に達していることを強調した。
今年は、モンゴル・イタリア外交関係樹立55周年である。
