ジャブハラン:モンゴルは地域においてジェンダー平等な参画でリーダーシップを発揮
インタビュー
(ウランバートル市、2025年8月11日、国営モンツァメ通信社)オフナー・フレルスフ大統領の後援のもと、「世界女性起業家フォーラム」がモンゴルで今月25日と26日に開催される。
このフォーラムは大統領が女性を支援した大規模の4回目の事業で「Inspire-Impact-Invest」とスローガンのもと、世界25ヵ国の216人の女性起業家が集結する。同フォーラムを迎え、大統領の事業・プログラム調整、市民社会政策顧問から話を伺った。
--オフナー・フレルスフ大統領はジェンダー平等の保障、女性関与、リーダーシップの拡大に注力しています。これに関する大統領が提唱した主な事業、法的環境改善からお話をはじめましょうか。
―モンゴルは偉大な歴史、特殊な遊牧文化の価値観を誇る国民である。我々は母を尊敬し、女性を大事に愛し、言葉、教え、行動を敬意してきた。これは正しい伝統だけではなく、現代でも社会の価値観、政策の基礎思想のままである。モンゴルは女性権利を非常に昔から保障し、どんな政権のもとで、尊重してきた。我が国は、ジェンダー平等確保に関して、地域の諸国に比較すると着実な進歩、豊富な経験の積んでいる。それを共有する成果が大いにある。モンゴル国は1924年に制定された最初の憲法では、男女平等の権利を認め、女性に、選挙権を付与した。これは、アジアで初かつ歴史的な出来事である。我々は、歴史的な100周年を昨年お祝いし、女性権利保障を目的とした初の非政府組織である「モンゴル女性組合」の周年を迎えた。我が国は歴史的な成果を誇るべきではあるが、政治における女性関与は十分な基準に達していないのは調査結果を見られる。大統領の提唱で上程した「政党に関する法」改正案、「国家大会議の選挙に関する法」改正案は昨年、可決された。したがって、直近の8回の国会選挙によって選出された608人の議員のうち、女性は60人(全体の10%)にとどまっていた。しかし、2024年の総選挙で32人の女性議員が選出され、全体の25%を占めるまで増加した。これにより、アジア地域で国会における女性参画を主導する国となった。また、上記の法律では、2028年以降、政党は立候補者の少なくとも4割りを同一の性別で構成することが義務づけられている。この基準が達成されれば、2030年に「持続可能な開発(SDGs)目標5」つまりジェンダー平等保障は完全に実現される。