『モンゴル:時を超える旅』特別展チューリヒで開幕

カルチャー
b.enkhtuya@montsame.gov.mn
2025-10-24 12:39:46

(ウランバートル市、2025年10月24日、国営モンツァメ通信社)10月23日、チンギス・ハーン国立博物館はスイスのリートベルク美術館と共同で、『モンゴル:時を超える旅』特別展をチューリヒで開幕した。

同特別展は、偉大なるチンギス・ハーンの功績を世界に広めるとともに、遊牧文明を継承してきたモンゴル民族の文化遺産を紹介し、チンギス・ハーンおよびモンゴル帝国が人類史に与えた影響と、その歴史的真実を次世代に正しく伝えることを目的としている。

本展は、チンギス・ハーン国立博物館とハラホリン博物館、モンゴル科学アカデミー傘下の考古学研究所の共同企画で、計162点のテーマに基づく235点の貴重な遺物や展示品が公開されている。会期は2026年2月22日まで。

展示は、モンゴルに関する固定観念を覆すとともに、現代アートと歴史を融合させた構成で、三つのセクションから成る。フンヌ(匈奴)王国からモンゴル帝国に至る紀元前1世紀から14世紀にかけて、ユーラシアにおける文化・技術・交易の交流において、モンゴルが重要な役割を果たしていたことを多角的に紹介している。