汚泥乾燥・焼却施設、来年建設開始予定

経済
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2025-10-16 16:54:59

(ウランバートル市、2025年10月16日、国営モンツァメ通信社)中央下水処理場で発生する汚泥を処理・乾燥・焼却し、電力を生成する新施設の建設工事が、来年にも開始される。


本事業は、ウランバートル市の発展を目的とした24件のメガプロジェクトの一つとして計画されており、現時点で実現可能性調査が策定され、建設開発センターによる審査が行われている。現在、建設工事の実施に向けて入札手続きの準備が進められている。


同施設は、官民パートナーシップ方式で、ウランバートル市ソンギノハイルハン区の第20ホローにある下水処理場の南側、約4万平方㍍の敷地に建設される。

 

同施設は、国際基準に準拠し、環境に優しい技術を採用する。1日平均250立方㍍の汚泥を処理し、238㌧の汚泥を焼却する。年間84万3200立方㍍の汚泥が再処理され、焼却時に発生する煙やガスなどは、最新鋭の空気浄化システムにより除去される。


中央下水処理場で発生する汚泥を適切に処理することで、土壌・水・大気の汚染を抑制し、廃棄物の再利用や電力生産に貢献する他、雇用機会の拡大にもつながる。