「国際放牧地と遊牧民の年」の開幕式
政治
(ウランバートル市、2025年12月3日、国営モンツァメ通信社)オフナー・フレルスフ大統領はイタリア共和国を国賓として訪問している。
訪問の一環として、我が国が提案した「国際放牧地と遊牧民の年」の開幕式に出席した。大統領は、国連総会が2026年を「国際放牧地と遊牧民の年」と宣言したことに感謝の意を表した。
この国際年が世界各国の食料安全保障の強化、放牧地の持続可能な管理と再生の促進、そして遊牧的畜産に従事する人々の評価向上に大きく貢献すると確信していると述べた。
モンゴル国は、気候変動、砂漠化、土壌劣化への対処や食料供給の改善を目的として「10億本の植林」、「食料供給・安全保障」、「ホワイト・ゴールド」といった相互に密接に連携した全国運動およびプログラムを実施していることを強調した。
また、2026年にウランバートルで開催される国連砂漠化対処条約第17回締約国会議(COP117)への積極的な参加と協力を各国に呼びかけた。「放牧地と遊牧畜産従事者の国際年」の開幕式は、ローマにある国連食糧農業機関(FAO)本部で行われたと大統領府が発表した。



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