結婚件数、5年前比29%減少

社会
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2025-11-25 21:24:44

(ウランバートル市、2025年11月25日、国営モンツァメ通信社)家族・労働・社会保障省は、人口・労働・社会保障研究所に委託して、「モンゴル家庭関係の現状と変化」をテーマとした調査を実施した。


24日、人口・社会・経済状況、家庭関係の現状、家庭関係課題などを明確にした上記調査の結果が、同省の幹部に報告された。


2024年は2019年に比較すると、結婚率が29%減少する一方で、離婚件数が逆に5%増加している。家庭計画は現代においても重要課題であり、子どもの死亡率や中絶の減少、母子の健康改善、不妊予防に意義がある。


2010年に実施された「モンゴル家庭関係の特徴と変化」調査の結果、家庭生活の課題として金銭面や住居の問題が指摘された。今回の調査でも、家庭生活で直面する困難として、やはり金銭的不足や住居・住宅問題が挙げられた。


家庭内の対立や争いは、様々な要因に起因する。調査参加者の29.2%が意見の相違、24.4%が過度の飲酒、22.8%が誤解、21.5%が金銭的不足が家庭内の対立や争いを引き起こすと考えている。


家庭関係の現状と変化の調査に、国際的に広く用いられている理論や方法論が活用された。調査対象となった2184世帯のうち、40.4%がウランバートル市内の世帯、59.6%が地方の世帯である。