SDGsに関する北東アジア・フォーラムが開催
政治
(ウランバートル市、2025年10月23日、国営モンツァメ通信社)22日、ウランバートル市で、持続可能な開発目標(SDGs)に関する北東アジア多国間フォーラムが開幕した。北東アジアの各国は、同フォーラムを毎年持ち回りで開催する。
モンゴル政府と経済開発省が、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)およびアジア太平洋市民社会参画メカニズム(APRCEM)の東・北東アジア小地域グループの支援を受けて、今回のフォーラムを開催している。
フォーラムで、SDGsのうち、安全な水と衛生、手頃でクリーンなエネルギー、産業・イノベーション・インフラ、持続可能な都市、協力などの目標を中心に議論が行われている。
出席者らは、討論の中で、水と衛生へのアクセスの格差、再生可能エネルギーへの移行、グリーン・イノベーション、都市化の持続可能性、政策の整合性、協力の新モデルについて議論し、各国が自らの優良事例や課題を共有している。
フォーラムは本日も引き続き開催されている。フォーラムの最後に、地域の市民社会団体が協力して、東アジアおよび北東アジアの市民社会団体による声明案を作成し、来年2月に開催される第13回アジア太平洋持続可能な開発フォーラムおよび国連ハイレベル政治フォーラムに提出する。