ウランバートル市と保寧市、協力覚書を締結
政治
(ウランバートル市、2025年11月10日、国営モンツァメ通信社)モンゴルの首都ウランバートル市と韓国の保寧市は、11月7日、両市間の協力関係強化を目的とした協力覚書を締結した。
覚書に、A.アマルトゥブシン・ウランバートル市副市長およびキム・ドンイル保寧市市長が署名した。両市は今回の協力覚書締結により、文化、観光、教育、経済、環境保全などの各分野で連携し、交流を一層深めることが期待される。
モンゴルと韓国は、1990年3月26日に外交関係を樹立し、今年で35周年を迎えた。二国関係は、政治、経済、文化、教育など多岐にわたる分野で発展を遂げており、歴史的かつ戦略的に重要なパートナーシップとして位置づけられている。例えば、1990年当時、両国間の貿易額は約270万米㌦にとどまっていたが、2024年末に6億2000万米㌦にまで増加し、経済交流が飛躍的に拡大している。モンゴルは主に自動車、タバコ、化粧品などを韓国から輸入し、モリブデンや蛍石などの鉱物およびカシミヤ製品を韓国に輸出する。

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