「食糧革命」の結果、53の工場が稼働開始

政治
b.dagiimaa@montsame.gov.mn
2025-11-07 10:39:10

(ウランバートル市、2025年11月7日、国営モンツァメ通信社)オフナー・フレルスフ大統領は「食糧供給と安全保障」全国運動の一環として国内メーカーを視察中である。


大統領は「モノス食品」社に訪れた際、役員会会員のL.フレルバータル氏、Kh.ソロンゴ氏、最高経営責任者のA.オトゴンダリ氏が出迎え、同社の活動および「食糧供給と安全保障」全国運動の枠組みで実施した建設について紹介した。全国運動の一環として企業は能力向上、先端技術の導入、雇用の創出などの機会が拡大していることに対し、経営陣は感謝の意を表した。同社は2012年以降、健康食品の製造・販売を中心に事業を展開している。


2019年に、IPOを実施し、「モノス・グループ」初の株式会社となった。同社は「MFC 1.0」および「MFC 2.0」という大規模プロジェクトを推進している。「食糧供給と安全保障」全国運動の枠組みで300億トゥグルグの投資資金と運転資金の融資を受けた。したがって、最新設備の工場が稼働を開始し、食品用倉庫を拡大し、さらに首都東部に新たな食品用倉庫の建設を開始した。また、子ども用フルーツペーストの製造設備も改良した。


上記の活動の結果、工場能力は3倍、生産量は96㌫、販売量は2022年比で68㌫、すなわち190億トゥグルグに増加した。「エコス」ブランド品のペットボトルのプラスチックの量を30㌫削減したことにより、年間172㌧のプラスチックを削減した。


「モノス食品」社は、72種類の製品を製造し、約280人の従業員と16,000人を超える株主を有する、業界を代表する企業である。また、「10億本の植林」全国運動の一環として、1000本の木を植えた「MFCの森」を造成し、自社敷地内でも700本以上の植樹と育成を進めている。


子どもにやさしい、心理的なサポートのある医療環境づくりを目指して、2022年から、モンゴル国立母子保健センター、国立外傷整形外科病院、国立感染センターの「特別支援児童用病室」を全面的に改修した。これにより、毎年2千~1万3000人の子どもおよび保護者は、入院期間中に快適に過ごせる環境が整った。


フレルスフ大統領は、「食糧供給と安全保障」全国運動に加盟し、工場を拡大し、何千人に雇用を提供し、税金を納付している企業、富の創造者に感謝の意を表した。「食糧供給と安全保障」全国運動の枠組みで3000以上の企業が1兆2000億トゥグルグの長期・低利子融資を受けている。


また、同全国運動および「ホワイト・ゴールド」全国プログラムの枠組みで企業は3000億トゥグルグ強の税金優遇、利子補助を提供した。「食糧供給と安全保障」全国運動の実施により、53の工場が稼働し、僅か1年で4万4000人の職場が創設された。