オマーンとの共同投資基金設立に向けた検討
政治
(ウランバートル市、2025年8月6日、国営モンツァメ通信社)8月4日、バトムンフ・バトツェツェグ外相は、オマーン国(Sultanate of Oman)投資庁(OIA)のアブドゥルサラーム・ビン・モハンマド・アル・ムルシディ総裁と会談を行ったと外務省が発表した。
モンゴルとオマーンの友好関係および協力は近年活発に発展していることに言及し、今後、貿易、投資、鉱業、農業、再生可能エネルギーを含む幅広い分野における互恵的な協力発展について意見を交換した。
バトツェツェグ外相は、同年の2月に実現したモンゴル外相として初となるオマーン国への公式訪問の結果として、同国の投資庁総裁を率いる代表団がモンゴルを訪問し、関係する省庁との会談を通じて今後の協力方針が明確化されたことに対し満足の意を示すとともに、外務省として全面的に支持していく考えを表明した。
アブドゥルサラーム・アル・ムルシディ総裁は、今回の訪問の一環として、モンゴル国首相、産業・鉱物資源省、経済開発省、食糧・農牧業・軽工業省と建設的かつ有意義な会談を行い、協力が見込まれるプロジェクトやプログラムに関する具体的な情報を提供されたことを言及し、近い将来、初のパイロット事業が実施されることに確信を示した。
双方は、今後両国間の経済・投資協力を一層推進していく観点から、共同投資基金の設立に向けた可能性を検討し、関係機関レベルで協議を進めていくことで一致した。