演劇祭、ノミネート作品発表・認定証授与
カルチャー
(ウランバートル市、2025年5月6日、国営モンツァメ通信社)5月5日、第18回「ゲゲーン・ムザ(聖なるミューズ)」演劇祭のノミネート者に対し、認定証の授与式が行われた。
同演劇祭は、ウランバートル市長の後援のもと、今月16日に開幕し、二段階の選考で実施される。第1選考は16日~22日まで、首都内の各劇場にて行われ、最終選考とレッドカーペット式典は24日、ザ コーポレート ホテル コンベンション センターで開催される。
主要部門では、「ドラマ部門」と「児童劇部門」からそれぞれ最優秀作品が選出される。また、短編劇部門では「二人芝居」と「一人芝居」の形式に分かれ、優秀作品が評価される。
今回の演劇祭には、モンゴルをはじめ、ウガンダ、デンマーク、スロベニア、香港、日本、ルーマニア、ギリシャ、アラブ首長国連邦(UAE)、チュニジアから芸術家およびゲスト審査員が参加する。
第1次選考には国内外から92作品の応募があり、その中から23作品が選出された。同作品は、4部門・21カテゴリーにノミネートされ、最終選考で競い合うこととなる。
最終選考に進出した作品は、5月16日~22日にかけて、ウランバートル市内の各劇場で上演される。
また、今年の演劇祭の新たな取り組みとして、「人形劇部門」が新設された。これは、子ども向けの舞台を手がける制作者たちからの要望を受けたもので、ノミネート形式ではなく、実際の作品に基づいて選考が行われる。
S.サラントヤー人民俳優は、「2024年~2025年にかけて、首都や地方の劇場、民間、フリーランスを問わず、例年になく多くの演劇作品が制作された。人形劇部門の新設は、子ども向けの作品を手がけるクリエイターを支持する重要な一歩となるだろう」と述べた。