フブスグル県:毎月月曜日、民族衣装の日
社会
(フブスグル県、2025年5月6日、国営モンツァメ通信社)フブスグル県のL.トムルバートル知事は、伝統文化の尊重と普及を目指し、毎月の最初の月曜日に住民や企業、行政職員に対して民族衣装を着用するよう呼びかけた。同取り組みに応じて、アルブラグ郡の地方議会・知事の職員らは、毎月最初の月曜日に民族衣装を着ることを習慣化しており、地域社会における文化継承の重要性を実践で示している。
モンゴルの人々は、ツァガーンサルやナーダムといった祝祭の際に国民衣装を着ることが多いが、普段は民族衣装を着ることは少ないのが現状である。そのため、子供や若者に対して国民衣装を日常的に着ることを習慣化し、文化的な価値を守り、伝統を次世代に継承することを目的として、このような呼びかけが行われているという。