輸出用10万頭の羊、第1陣輸送準備完了
社会
(ウランバートル市、2025年8月14日、国営モンツァメ通信社)ウズベキスタン共和国は、モンゴル国から10万頭の生きた羊・ヤギを購入することで合意しており、その第1陣となる1万5000頭の羊の輸送準備が整った。
この件について、食糧・農牧業・軽工業省のT.ジャムバルツェレン国務長官は、ウズベキスタン共和国のイルザト・カシモフ投資商工副大臣が率いる代表団との会談で発表した。
会談の冒頭で、カシモフ副大臣は、両国大統領の相互訪問を契機に昨年合意された事業が短期間で着実に実施されていることを強調した。
ジャダンバ・エンフバヤル食糧・農牧業・軽工業大臣は、モンゴル側が輸出関税を軽減する決定に感謝の意を表した。また、モンゴルからウズベキスタンに輸出された食肉は現地の消費者の間で高い需要があり、今後はモンゴルで加工した食肉を同国の大手スーパーで販売することも可能であると述べた。
両国は食肉の流通システムの構築において民間企業が重要な役割を果たすことを確認するとともに、モンゴル側の食肉・食肉加工品メーカーのウズベキスタン市場進出を呼びかけた。また、羊毛・カシミヤ分野でも協力の可能性があることを伝えた。
更に、ジャムバルツェレン国務長官は、両国間で合意された事業が着実に実施されていることについて、ウズベキスタン側の努力に謝意を表し、今後は食肉・羊毛・カシミヤの加工事業や農牧業プロジェクト、貿易拡大計画を詳細に策定し、緊密に協力して取り組む方針を明らかにした。