「ホワイト・ゴールド」全国運動、トルコと協力の可能性を探る意見交換
経済
(ウランバートル市、2025年5月8日、国営モンツァメ通信社)5月6日、モンゴル国大統領の経済政策顧問であるB.ダワーダライ氏は、トルコ共和国エーゲ大学工学部皮革工学科のベズハット・オラル・ビトリシ教授、ヒュセイン・アタ・カラワナ教授、エルシン・オネム博士、アリ・ヨルガンジオール博士と会談し、モンゴルの「ホワイト・ゴールド」全国運動の枠で協力の可能性について意見を交換した。
トルコは皮革および繊維産業の世界的リーダーであり、特にエーゲ大学工学部皮革工学科教授陣は、工場、産業団地、処理施設へのコンサルティングサービスを提供するほか、国際的な研究を行っている。トルコの科学技術研究評議会(TÜBİTAK)の支援の下、モンゴルの軽工業分野の発展に向けた協力の可能性が十分にあることが紹介された。
さらに、エーゲ大学の皮革工学技術者課程を修了したモンゴル人学生が帰国後、国内産業の分野で重要な役割を果たしていることが紹介された。トルコ側は、皮革・繊維工学を学ぶモンゴル人学生への奨学金提供や、ウール、カシミヤ、皮革、繊維、履物産業に関する短期研修の実施、原材料の品質向上、環境に配慮した処理技術の導入における協力の意向を示した。