「ボリショイ・バレエ団」首席ソリストが『ジゼル』主役
カルチャー
(ウランバートル市、2025年5月9日、国営モンツァメ通信社)今月10日と11日に、アドルフ・アダン作曲の『ジゼル』が国立オペラ・バレエ劇場の舞台で上演される。
今回の公演の注目点は、ロシアの名門「ボリショイ劇場」のトップダンサー、クリム・エフィーモフ氏とアナスタシア・スタシュケヴィチ氏が主役を務めることである。
『ジゼル』は、クラシック・バレエの代表作として、初演から300年以上にわたりオリジナルの演出と振付で上演され続けている特別な作品である。
D.アルタンホヤグ・国立オペラ・バレエ劇場のディレクターは「『ジゼル』は1841年にフランスで初めて上演された。ヨーロッパでの名作であるが、当劇場でも何度も上演されたバレエ作品である。このバレエには深い意味がある。過去、現在、未来において、その価値は決して失われる。人類にとって重要な内容が込められており、世界中の観客はこのバレエから愛、裏切り、赦しのテーマを見ることができる。また、感情や幻想、自然の美しさといった要素も描かれている。クラシック芸術を自分の時間を使って観ることは、心に大きな癒しを与えるものである。そして、このバレエは音楽という偉大な芸術によって表現されている」と述べた。
『ジゼル』のアルベルト役はクリム・エフィーモフ氏が、ジゼル役はアナスタシア・スタシュケヴィチ氏が務め、二人のバレエダンサーは技術的な実力だけでなく、演技力においても特に優れたダンサーとして注目されている。