道路・運愉開発省主催、廃車処理を巡る有識者会議

経済
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2019-01-25 13:26:37

 18日、道路・運輸開発省で、同省が「廃車とその対策取組み」をテーマに有識者会議を開いた。自然環境・観光省や国家環境汚染対策委員会、行政監察長、UB市大気汚染対策局、有害廃棄物対策委員会のほか、モンゴル・リサイクル協会などNGOの代表が出席した。この会議は、廃車、いわゆる使用済み自動車の人体及び自然環境への影響評価再生リサイクル促進を目的に、同省による廃棄物の適切処理に関する調査のためである。自動車に対する需要増加は、その反面で、人体及び自然環境への影響を懸念せざるを得ない事項である。全国車籍のうち、およそ35%は使用済み自動車だという。国内法規が未整備であるから、廃車は処分やリサイクルされず、放棄されたままの情況だ。それは大気及び土壌汚染の元となり、人体や自然環境へ害を及ぼしかねない。2018年末時点で、国内の自動車数は97万台である。そのうち、経年20年以上の車は3割。年間廃車数は、およそ3800台となる。また、大気汚染物質排出量の1割は自動車からの排出ガスという。一方、集計によると、当局は年間およそ63万台に対して車検を実施している。