対ラオス人道支援で1000頭のヒツジが輸送

経済
naranchimeg199@gmail.com
2018-12-03 10:30:19

 政府は8月15日の閣議で、ラオスで起きた建設中のダム決壊による被災に対して人道支援としてヒツジ約1000頭の提供を決定していた。11月23日、チンギス・ハーン国際空港で輸送に係る作業が行われ、ロシアの大型貨物輸送機がラオスへ出発した。援助物資として同国へ送られたのは雄と雌を合わせて1000頭である。関係者は「今回の援助物資が両国の友好関係の発展に貢献する。また、ラオスの畜産業、特に牧羊業振興において意義があるだろう」と語った。

 両国は、今後貿易・経済交流促進に向けてラオスへヒツジやヤギの冷凍食肉、動物用医療薬品などの輸出、一方、モンゴルへ白米、砂糖、コーヒー豆、紅茶、木製品の輸出の方向で取り組む。モンゴルは1962年に外交関係樹立。モンゴルは1984年に60床が収容可能の病院施設、牧羊業開発として200頭のヒツジ等を送っている。