ザンダンシャタル首相、エンフバヤル議員を法務・内務大臣に指名
政治
(ウランバートル市、2025年10月27日、国営モンツァメ通信社)24日、ゴンボジャブ・ザンダンシャタル首相は、モンゴル国憲法第39条第4項および「政府法」第23条第1条2項に基づき、モンゴル国国家大会議(国会)に対し、バトトゥムル・エンフバヤル議員を内閣の一員として法務・内務大臣に任命するよう提案した。
首相は、この任命決定をすでにモンゴル大統領へ正式に提出したことを明らかにした。ザンダンシャタル首相は、エンフバヤル議員が27年にわたる公務経験を持ち、2016年から2018年に法務・内務副大臣、2023年から2024年には法務・内務大臣を歴任した経歴を強調した。
ザンダンシャタル首相は「首相は憲法により特別な権限を有してており、政府が完全な体制で行動計画を遂行し、国民および国会の支持を得ながら主要な責務を果たしていくと確信している」と述べた。
モンゴル国憲法第39条第4項には「閣僚は、首相が国会および大統領に提案した上で任命・解任・辞任される。閣僚は国会の前で宣誓を行う」と定められている。したがって、ザンダンシャタル首相がラグワ・ムンフバータル法務・内務大臣を解任し、バトトゥムル・エンフバヤル議員を後任に任命する決定を大統領および国会に正式に提出したことにより、エンフバヤル議員が国会で宣誓を行った時点で、任命が発効する。
同日午後、首相は政府閣僚の任命に関する命令書に署名し、手続きを正式に完了させた。
Улаанбаатар