「アジア太平洋地域の経済連携強化」研修が開催中
政治
(ウランバートル市、2025年9月12日、国営モンツァメ通信社)9月11日~12日に、外務省、国連モンゴル常駐調整官事務所、欧州連合による「モンゴルの貿易促進プロジェクト」の共催により、「アジア太平洋地域の経済連携強化」をテーマにした地域研修が開催中である。
同研修に、アジア太平洋貿易協定(APTA)の加盟国および地域内の10ヵ国から30名以上の代表者が出席しており、インド、中国、シンガポール、スリランカ、オーストラリア、インドネシアなどの大学と研究機関の講演者が発表を行っている。
モンゴル側から、関係省庁、大学、民間企業の35名の代表者が出席している。
今回の研修の目的は、地域の貿易統合の進捗および自由貿易協定の実施状況を評価・議論し、包括的経済連携協定(CEPA)に関する理解を深め、電子商取引やサービス貿易、貿易円滑化、投資規制などを取り上げ、各国の関税に関する比較調査および分析手法を紹介することにより今後の協力方向性を定めることである。