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ボルガン県: 最優秀ファーマーにカナダ人を選出
社会
2月17日、ボルガン県が最優秀ファーマーを選出し、カナダ人のジェレミー・ティーセン（Jeremy Thiessen）氏が選ばれた。ティーセン氏は1993年にモンゴルに移住し、地方地域の人々に野菜栽培の学習活動を行い、2009年にザナデゥラゾルバク（ZanaduＲazorback）社を設立し農業に専念し、2011年に牛肉生産ファーマーを始めた。
過去3年間で年平均７万㌧の食肉を市場に供給し、7720万トゥグルグを県に納税した。同施設（ファーム）は牛600頭を放牧しており、年間400～600頭の牛を市場に提供する。12～14人の地元住民を雇い、120～160人の畜産家と提携し事業を行っている。近年、モンゴルにおいて過放牧により牧草生産性が低下する課題が多発している。伝統的牧畜を集約畜産と組み合わせ発展する機会を切り開き、原産地証明を有する衛生管理下で処理された高品質なモンゴル産牛肉を生産する必要性が生じている。
ジェレミー・ティーセン氏の両親はカナダで農業を営んでいる。彼は畜産業を親に習い、カナダの食肉産業の基準を満たす食肉の処理法を学んだという。
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