韓国「柳韓洋行」、「10億本の植林」全国運動に参加
全国運動 | 10億本の植林
(ウランバートル市、2025年10月2日、国営モンツァメ通信社)韓国の柳韓洋行株式会社(Yuhan Corporation)は、モンゴル政府が推進する「10億本の植林」全国運動に参画し、森林火災で荒廃した地域の再生をサポートする。第1弾として、トゥブ県バトスムベル郡において森林再生・植林事業を共同で実施することになった。
事業の一環として、2030年までに森林火災で被害を受けた75㌶を植林する。その後、段階的に対象を広げ、最終的に3000㌶規模の森林再生を目指す。
事業の開会式は同郡にあるモンゴル国立大学林学教育・研究センターで行われた。式典に、柳韓洋行株式会社の環境・社会・ガバナンス(ESG)担当のチョ・ミンチョル執行役員、アジア森林協力機構(AFoCO)のパク・チョンフ執行理事、大統領府環境・グリーン開発政策顧問のN.バトフー氏らが出席した。更に森林総局やトゥブ県当局、郡間森林組合、地域の森林共同体の代表者らも参加した。
この取り組みは、大統領府および在韓国モンゴル国大使館の提案を受けて実現したもので、AFoCOが柳韓洋行株式会社の資金支援を得て、モンゴル国森林総局および「10億本の植林」NGOと協力覚書を締結した。