「モンゴルの遊牧文化」がユネスコに登録
カルチャー(ウランバートル市、2024年12月7日、国営モンツァメ通信社)2024年12月2日~7日にかけてパラグアイ共和国のアスンシオン市でユネスコの「無形文化遺産の保護に関する条約」の政府間委員会第19回会議が開催されている。
同会議の12月5日のセッションで、モンゴルからユネスコの「人類の無形文化遺産代表一覧」に登録を申請した「モンゴルの遊牧文化」遺産が審議され、委員会の全会一致で登録が決定された。「モンゴルの遊牧文化」遺産は、モンゴルからユネスコの無形文化遺産リストに登録された16番目の遺産となる。
遊牧民であるモンゴルの人々が何千年もの間、自然環境、気候、生活様式、家畜の構成や特徴に基づいて創造し、受け継いできた「モンゴルの遊牧文化」遺産は、人類の存続、環境の持続可能性、食品安全、健康、社会的統合、包摂的な経済発展に貢献する重要性が高く評価された。この文化遺産は、ユネスコの「無形文化遺産の保護に関する条約」の政府間委員会および評価委員会に評価され、人類の文化遺産への正式な登録が認定された。
このように、モンゴルの文化的価値が世界的に認められ、その豊かさがさらに増している。